古くは「北辰妙見」「九戸妙見」と称し、842年の創建と伝えられる九戸村の総鎮守。祭神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と、宇迦之御魂大神(うかのみたまおおかみ)。明治元年より九戸神社に改称されました。1575年に山火事に遭ったため、貴重な資料の多くは、焼失しましたが、妙見菩薩・毘沙門天・不動明王(鎌倉期作)は御手洗池に沈めたため守られました。1663年に再建したものです。九戸政実とゆかりがあると思われる1538年の棟札などが納められています。1995年、神社近くに政実を祭る「政実神社」が建立されました。5月5日が例大祭。