岩手県九戸村

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令和7年度地域おこし協力隊募集 活動内容詳細

山間部の小さな村だからこそ、挑戦できるテーマがたくさんあります。

各テーマ毎の下段に記した有資格者や経験者の要件がある方は大歓迎ですが、経験がない方でも現場で実践を 積み重ねることができますので、ぜひ九戸村で地域おこし協力隊として活動しましょう!

 

募集活動テーマ

1 宿泊交流施設等の活性化

村営宿泊施設のサービス向上企画

九戸村営スキー場に隣接して、村営の宿泊入浴施設である「九戸の宿・ふるさとの館」がありますが、一年を通じた利用者の拡大が課題であり、宿泊施設のサービス向上に向けた企画や実践を期待しています。

宿泊施設・交流施設を活用した体験交流プログラム企画

宿泊施設に隣接し、スキー場やパークゴルフ場、そば粉製麺所、古民家「ふるさと創造館」が立地しているほか、折爪岳の麓には、コロポックルランドという自然公園もあります。また、下記に記した農業や伝統工芸の体験も可能です。これまで、九戸村では、観光資源も限られ、観光や体験交流に力を入れてきませんでしたが、だからこそ、自由に企画し実践していく「トライ&エラー」も許されます。

★有資格者又は経験者の要件

旅行業・宿泊サービス業を仕事として3年以上経験した方

 

2 特産品の生産振興

甘茶・山わさび等の特産品栽培技術習得・実践

九戸村の特産品と言えば甘茶。アジサイ科の一種で、収穫した葉を焙煎すると糖質ゼロにもかかわらず、砂糖の20倍の糖度の甘いお茶に生まれ変わります。九戸村では漢方薬の材料として、40年前から栽培が広がり、今では生産量は日本一を誇りますが、一方で、栽培生産者の高齢化により、生産量の減少が課題です。また、主に山林間で栽培される山わさびも豊富な森林資源を活かし、わさび調味料の製造メーカー向けに出荷されていますが、こちらも後継者不足が課題です。ぜひ、こうした九戸村の特産品の生産振興に向け、栽培技術を学び、栽培生産を実践していただける協力隊を募集します。

養蜂技術の習得・実践

山林に囲まれてミツバチを養い、蜂蜜を収穫する作業は、自然との共存を体感できる仕事です。また、蜂蜜は世界的にも不足しており、一定の所得が可能です。広葉樹の多い九戸村では、さまざまな樹種によるハチミツ栽培ができます。先輩の養蜂家での研修を行いながら、養蜂技術を習得し、ぜひ養蜂家への一歩を踏み出しませんか?養蜂作業が困難な冬季間もハチミツを使ったスィーツづくりなど6次産業化も可能です。力作業はほとんどありませんので、女性でも十分務まる作業です。

九戸村の特産品の販売展開

九戸村唯一の「道の駅おりつめ」の産直施設「オドデ館」は、令和4年10月にリニューアルオープンし、多くの生産者等が毎日出荷する野菜や果実、惣菜、菓子等を求め、多くのお客様で賑わっています。しかし、道の駅だけでは、展開が限られることから、盛岡を中心とする物産展等に出展し販路の拡大をめざしています。

★有資格者又は経験者としての要件

JAや農業生産法人に3年以上勤務した経験がある方、Web等によるインターネット販売業務を仕事として3年以上経験した方

 

3 農業振興、農業技術の習得・実践

農業栽培実習

九戸村では、新規就農者を育成するための実習農園「ナインズファーム」を約20年前から開設し、営農経験豊富な指導員からマンツーマンで農作物の栽培方法を学んでいます。こうしたナインズファームの研修生に対しては、3年間の研修終了後も村内での営農実践に向け、継続的に支援しながら、農業の担い手を育成しています。新たに農業を実践したい方は、ぜひ九戸村へ!

農業の活性化に向けた生産者支援

全国的に食料自給率の向上が求められる中で、高齢化が進む農業生産者を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。しかしながら、九戸村においては、若手農業者の育成や支援に力を入れており、そうした若手生産者をさまざまな角度から応援し活性化する協力隊を求めています。

★有資格者又は経験者の要件

JAや農業生産法人に3年以上勤務した経験がある方、Web等によるインターネット販売業務を仕事として3年以上経験した方

 

4 工芸技能習得・普及

南部ほうき技能習得

九戸村には、九戸村にしかない工芸品が残っています。その中の南部箒(ほうき)は、九戸村の気候を活かした“ちぢれ”のある独特なホウキ草から栽培し、全て手作業で装飾を施しながら編み込む箒で、1本の値段が数十万円もする高価格品ですが、その品質は海外からも高く評価されています。しかし、南部箒を製作している高倉工芸の職人は高齢化が進み、将来的な技術伝承に不安を抱えています。ぜひ、協力隊には、その工芸品を伝承し、世界に普及させていくためのお手伝いをお願いします。

南部箪笥技能習得

同じく九戸村の代表的な工芸品・南部箪笥は、県内の伝統家具が少なくなっている中で、マルイ造形家具が岩手県北で唯一製作しています。近年は伝統箪笥の技術により、木工キャンプ用品など斬新な商品開発にも取り組んでいます。そうした工芸技術を学び、普及させる協力隊を募集します。協力隊としての3年間の訓練期間後は、マルイ造形家具にそのまま就職するも良し、独立するも良し、自由な進路を応援します。

★有資格者又は経験者の要件

木工関連の業務を仕事として3年以上経験した方

お問い合わせ

村づくり推進課

電話:
0195-42-2111

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